大房岬キャンプ 12年12月9日(土)〜11日(月) |
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どなたかこの虫の正体を知りませんか? | お腹も紫色に光ってとても綺麗でした |
12月9日(土)
今日は大房岬でキャンプの日! 大塚さんがセローを買ったので、「じゃあツーリングに行こう」!と言う事でいつもの大房へ決まったのだ。残念ながらメンバーが集まらず、今夜はリーダーしか来られないらしい。今日は5時まで仕事が有るのだが、社長が来ない&仲の良い先輩しか出てこないので、朝からフル装備&バイク通勤! 土曜日はパソコン専門店?だから、スーツじゃなくても良いのだ(と言う事にしておく)。午前中はあっという間だったのだが、昼飯食ってからが長かった。じりじりしながら5時になるのを待ち、やっと出発。既に辺りは真っ暗、もう大塚さんもリーダーも到着しているはずだ。渋滞の16号をすり抜け、穴川ICから高速へ。ここからは一気に南下だ!と思ったら、またもや渋滞をすり抜け。しかしその先はパラダイスが待っていた。ほとんど車の居ない真っ暗な道を、ヘッドライトを頼りにつっ走るのは何とも言えない良い感じだった。しかしそれもつかの間、市原IC付近から急に気温が下がり、耐えられなくなって市原SAへ。今夜のつまみにと干しイモを購入、カッパを着込んで再出発。しかし気持ち良い道はすぐ終わってしまった。下道も快調だったが、時計を見るともう7時を過ぎている。当初は「晩飯はキャンプ場で鍋焼きうどんでも」と思っていたのだが、お腹も空いてきたし、何より寒いのでサイゼリヤで晩飯。房総は暖かいと思っていたが、流石にこの時期の夜は寒い。いつものミラノ風ドリア290円を食し、ドリンクバーを飲みまくって暖をとって、30分後に出発。途中今夜の酒&明日の朝食を買い込み、キャンプ場に着いたのは9時だった。さすがにここまで南下してくると幾分暖かい。荷物を運んだりテントを張ったりの作業も有ったので、体も暖まった。ランタンで干しイモを焼き、リーダーが作ってくれたスパゲティーを食べながら夜更けまで話し込んだ。リーダーのGIVIのトップケース良いなぁ。
12月10日(日)
天気予報通り、今日も良い天気だ。リーダーは明日仕事なので、朝から撤収を開始する。途中温泉に入っていくそうな。ぼんやり撤収作業を見ていたら、写真を撮るのをすっかり忘れてしまった。GIVIのトップケースを付け、荷物をコンパクトにまとめた忍者に乗って、リーダーは帰っていった。しばらく二人でぼ〜っとした後、今回の第2の目的、イカを釣りに港へ移動。珍しい事にかなり気合いが入っていて、どうも大塚さんっぽくない。現地に着いてみると、餌木でイカを狙っている人を発見、準備もせずに早速ナンパしに行く。横浜の人で、いつもは伊豆の方へ行くらしいのだが、今日はたまたまフェリーに乗ってこちらに来てみたらしい。釣果は朝方タコが釣れただけだそうな。いろいろ教えて貰い、こちらも実釣開始。向かい風が強くて餌木が飛ばない! 足下しか狙えないのだが、足下は昆布だらけでひっかかりまくり。しかし、よ〜く見ると何か肉っぽい物がくっついているじゃないか。達人(さっきの人)に聞くと、「タコっぽいですね」との事。いつ掛かったんだろう? 悔しい〜。しかも、その直後名人がタコを釣った!(しっかり貰った) 俄然やる気を出して釣り再開。しかしその直後、根掛かりで餌木とライン半分を失う・・・ 風は収まったのだが、今度はラインが短くて全然飛ばな〜い!そのうちいぐちが到着。早速タックルを渡して釣り人交代。いぐちのビギナーズラックに掛けたがダメだった。大塚さんは餌木を投げたり、メタルジグを投げたり頑張っているが、やはり釣れず。となりに釣り堀があるのだが、そこでは鯵や鯛が釣れまくっている。鯵は竿も餌もついて1時間500円(鯛は2時間2500円)なら安いかも。しかし、釣った鯵は1匹100円(鯛は1匹2000円)で買い取るんだそうな。いぐちが荷物をキャンプ場に置きに行った後、我々も釣りをやめて釣具屋へ。釣具屋なのに何故かスキー用品が半分を占めて居るのは何故? 大塚さんが巨大な真空マグカップを購入。私は荷物が重くて腰が痛い。リーダーみたいなトップケースがあれば、バイクに置いてこれたのに。もう絶対ケース買う! その後スーパーで今夜の夕食の買い出し。そこでいぐちも合流。今夜のメニューはめざしと鯵の開きと鯖の塩漬けと焼き鳥と野菜のスープに決定! いぐちが炭火セットを持って来たので、炭で焼いて食いまくる算段。キャンプ場に着くと急に雨が降ってきた。天気予報では雨は降らない予定なので、すぐ止むだろうと思っていたが、雨は強くなるばかり。炊事場の屋根下が今夜の宴会場になった。炭焼きの宴は干しイモからスタート。昼間名人に貰ったタコをそのまま焼いてみたら、これがまた美味い! ただし、はらわたは取った方が良かったようだ。鯵の開き98円も、鯖の塩漬け98円も、焼き鳥10本200円も全部美味かった。いぐち特製タマネギとキノコのスープも、入れた焼き鳥がいい味を出してとても美味かった。体も温まるし、冬はスープが良いねぇ。お腹一杯で動けなくなる頃、やっと雨が上がった。
大塚さんの勇姿 | 達人タコを釣る | 干しイモはランタンより炭で焼いた方が美味い |
12月11日(月)
2度目のトイレ(昨夜は飲み過ぎたらしい)に起きると、もう大塚さんは起きて何か飲んでいた。今朝はちょっと冷えるので、しっかり上着を着込んでからお茶を頂く。昨日のスープの残りにご飯の残りを入れて雑炊を作ったら、これが美味い。と言うわけで朝から一人で食いまくる。大塚さんは今夜から仕事なので、ぼちぼちと撤収を始める。大塚さんの荷物が片づく頃、いぐちがやっと目を覚ます。「今回は凄い大荷物」と言っていたが、なるほど、大塚さんにしては荷物が多いかも。でも、ぴっかぴかのセローにキッチリ積んで帰っていった。
買ったばかりのデカマグで茶を飲む大塚さん | 手前が大塚さんのテント。 5980円とは思えない作り。 |
その後我々も撤収を開始。出発したのは大塚さんがでてから2時間も経った1時過ぎだった。ただ帰るだけではつまらないので、「どっかで年賀状用の写真を撮ろう」と、富津に行ってみる事に。海沿いの道を2台で快調に走る。しかし、前を走るトラックの排気ガスで頭が痛くなってきた。途中コンビニで休憩し、やっと富津へ。初めて来たが、ミニ野付半島という感じか。とりあえず展望台みたいな所に登ってみた。しかし、頂上になかなか着かない。数えてみたらなんと10階建てだった。疲れたが、流石に上は見晴らし良好! 富津岬の様子が良く判る。今朝まで居た大房岬はどこだろう? これから帰る東京方面は空が灰色にくすんでいて、早く空気が良い所に引っ越そうと本気で思う。地上に降りると、バイクを砂浜に移動し、撮影会。各自自分のデジカメで撮りまくる。いぐちのはコンパクトで良いな〜、動画も撮れるし。「逆光は勝利!」とばかり、あれこれ工夫を凝らしてバイクを撮ったが、家に帰ってみたら大した写真は無かった。悩んだ末帰りも高速に乗った。バックミラーに映る夕焼けが非常に綺麗だ。「もう少し富津で粘れば良かったかも」と一瞬思ったが、この寒さでは早く帰って正解だったろう。市原SAカッパを着込みながらそう思った。
これが例の展望台。 あの一番上まで行ったのだ。 |
上からの眺めはサイコー。 風も無くて良かった。 |
海をバックに撮影。 砂は締まっていてサイドスタンドが立つ。 |
寒かったけど、楽しい3日間だった。
欲しい物が沢山出来てしまった。ハードケースにカッパ、ハンドルカバーに大きなサイドバッグ、新しいテントも欲しいな・・・・
来年少しずつ揃えていこうっと。