寝る編

爆睡する為にはコレだ!

 シュラフは3シーズン用でも暖かい物を
北海道の夏は寒い。キャンプ用品店で「大丈夫!」と言われて買った3シーズン+α用(イスカSP−1)を持っていったのだが、羅臼では寒くて良く眠れない日が有った。(若い人なら大丈夫なのかもしれないが) 日が差すと暖かくなり、やっと寝られる様になるのだが、ところがその頃になるとみんな起き出してくるので、うるさくてやっぱり寝られない。安眠の為には暖かいシュラフが必要だ。出来れば中であぐらを掻ける位余裕が有る物が好み。足先が冷たくて眠れない時は、足の裏を太股にくっつけて寝たいのだ。でもほとんどのシュラフでそれは不可能かも。
 羽毛に憧れ中→ついに購入!
上記の3シーズンシュラフは化繊だったのだが、とてもデカかった。そのくせ寒かったので納得行かない! 「次は小さくても暖かい羽毛のシュラフが是非欲しい」と思っていたが、かなりのお買い得価格で売っているのを知り、先日ついに購入。
化繊と羽毛の比較表(聞いた話をまとめたもの)
利点 欠点
化繊 安い・水濡れに強いらしい 嵩張る
羽毛 暖かい・コンパクトになる 高い・水濡れに弱い(だからロングツーリングには向かないと言う説有り)
 シュラフカバーは有ると安心
シュラフの上に被せて、シュラフが濡れたり汚れたりするのを防ぐ物。ゴアテックス等の透湿防水生地で出来ているものなら、たとえテント内がびしょぬれでもシュラフは濡れず、しかも蒸れないので安眠出来る。極端な話シュラフカバーが有ればテント無しでもOK。シュラフだけよりも暖かいので、寒い時も使える。逆にシュラフだと暑い場合に、シュラフカバーだけで寝たりもするらしい。北海道に雨は付き物。2週間ずっと雨だったり、サイトが川になってしまったりする事も有るので、有ると安心だろう。水濡れに弱い羽毛シュラフなら必需品?
 インナーシーツも有る
シュラフカバーとは逆に、シュラフの中に入れて使う物。シュラフの中が汚れるのを防ぐ。やっぱりシュラフだけより暖かいらしいので、寒い時はなお良いかも。普段愛用している相方に寄れば、伸縮性が有る物が良いとの事。私も探していたら、コールマンのアウトレットで1480円と格安で発見、即購入! 嵩張らないし、伸縮性は有るし、とても良い。シュラフを洗うのは大変だが、インナーシーツなら洗濯機で簡単に洗えて清潔だ。
 マットはインフレータブルマットがお勧め
平らな所にテントを張ったつもりでも、大抵でこぼこしていてそのままでは寝辛いものだ。また、寒い時等は地面からの冷気を遮る役割もする。 現在私は、バルブを開けるとひとりでに膨らむ、インフレータブルマットを使用している。「一度使ったら銀マットに戻れない位良い」と言うので、最初は友人からサーマレストの中古を譲り受けた。喜んで使っていたら、収納サイズが周りの仲間の倍位デカイ事に気が付いた。(銀マットと同じくらいの大きさ) サーマレストにもいくつか種類が有り、分厚い奴は収納サイズが大きくなってしまう様だ。そこで他社の安物をいろいろ使っている。基本的に安物しか買わないが、寝心地と厚さは比例するようだ。穴が空いてしまう事も有るので、修理が付いている物が良いだろう。あと、マットには頭から足の先までの長さが有る全身用と、足が出てしまう半身用がある。半身用は値段も安めで、全身用よりコンパクトになるが、寒がりな私は使う気がしない。ちなみに私は銀マットも結構好き。強度は弱くすぐ破れるが、ホームセンター等で500円位で買えるので気軽に扱えるし、それに軽い! 銀の面を上にすると滑って具合が悪いと言う人が居るが、すべすべするのが気持ち良い〜と思うのは私だけだろうか?
 最近はエアマットも良くなってきた
     小さな穴が沢山空いているタイプのエアマットが出てきた。これもAmazonで安く買える。寝心地はインフレータブルに劣るが、収納時は断然コンパクトになる。そこで年越しキャンプの際に、まずエアマットを敷き、上にインフレータブルを重ねて使ってみたところ、暖かくて非常に良かった。マット同士がズレてしまうので、ひもなどで固定した方が良いだろう。
 今のところイスカのノンスリップピローが良いかも
無くても寝られる人は使わなくてもOK。私はカッパを枕代わりにしていた。しかし雨の日は濡れたカッパは前室に干してしまうので枕が無くなるのが難点。
着替え等を袋に入れても可だが、コレも日によって大きさが変わる。ウエストバッグを枕にする人もいるが、中身によっては固かったり、生地が硬くてごわごわしたりする。100円ショップで空気を入れて使う枕も売っているが、私の首にフィットする物がない。ここ数年イスカのノンスリップピローを愛用しているが、かなり良い。友人D氏はモンベルのコンフォートピローを愛用中。毎晩使う物なので、自分に合う物を見つけて欲しい。
 コットは快適
     昔はとても高くて手が出せなかったが、最近はAmazonで安いコットが買えるようになった。冬は地面の冷たさを遮断できるので暖かいし、夏はマット無しで使えば涼しいだろう。脚が4脚の物と5脚の物を持っているが、軽いのは4脚の方。しかし前後の動きに弱く、ズボンを脱ぎ着する時に脚が外れ、倒れる事が有る。5脚の物はかなり安定しており、使用中に倒れた事は無いが、その分少し重い。現在は「バイクの時は軽い4脚、車の時は安定している5脚」と使い分けている。エアマット等を使っていた頃は、傾斜が有る場合、脚が低くなるようにテントを設営した。しかしコットの場合、それだと脚が外れて倒れやすい。傾斜に対して直角にテントを設営する事をお勧めする。
 シュラフコンプレッサーは便利
シュラフをぎゅ〜っと縮めて小さくしてくれる優れもの。2000円前後かな? 普通に袋に詰めた状態より、半分〜1/3にしてくれる。最初買った時は「こんな便利な物が有ったのか!」と感動した位。サイズが色々あるので、シュラフに有った物を買うべし。縦に潰すタイプと、細長くするタイプ、そして座布団のように平らに潰すタイプが有るらしい。


シュラフインプレ(購入順)

 秀山荘?オリジナルシュラフ(マミー型)
大学1年の時、探検部の川下り合宿用に購入。3シーズン用、2980円。4年間フルに使用。単体で12月位まで使っていたが、当時は全く寒く無かった。若さがなせる技か、それとも劣化して防寒効果が落ちたのか。
 イスカ SP−1(マミー型)
歳のせいか上記シュラフではちと寒くなってきたので、就職1年目の12月頃、「冬専用」として購入。ホントはダウンが欲しかったのだが高くて買えず、あちこち探していた所、ICI辺りで「ー5℃対応?」と書いてあったコレ(ただしB級品)を9800円で発見、購入。早速水戸のアパートで試した所、何度試しても寒くて眠れず。夏の北海道で2シーズン(約半年)使用したが、寒くて良く眠れない事も有った為、シュラフカバーを購入した。ハズレだったかも。
 怪しい980円シュラフ(封筒型)
館山のアタック5で、特売で980円だった。世紀越しキャンプの際、上記イスカシュラフ+シュラフカバーで寒くて眠れなかった為、急遽購入。広げて毛布の様にし、シュラフの上から掛けて使用したところ、とても暖かく眠れた。夏場ははだかけ替わりに使用したり、車の中で膝掛けにしたり、家で寒い時布団の一番上に掛けたり等、当初の予想を大きく裏切り、非常に便利に使っている。コストパフォーマンスbP。ただしチャックがすぐ壊れた。
 ウォークアバウト ウルトラライト800M
さかいやスポーツの特売コーナーで、定価29800円がなんと9800円! ー18℃対応、2001年11月末購入。憧れのダウンである。カリスマキャンパー・大塚氏が本栖湖のキャンプに持ってきて、とても良さそうだったので、5人も真似して買った。イスカSP−1より一回り小さいが、具が詰まっているのかちょっとだけ重い。しかし暖かさは段違い! 昼休みに車で昼寝をするのだが、イスカシュラフ+980円シュラフのダブルでも、日なたに車を停めないと寒くて眠れなかったりする。しかしこのシュラフだと、日陰+窓全開でも暖かい! 鶏小屋臭いので一度干してから使用した方が良かったかも・・・


その他

 イスカのシュラフコンプレッサー
2980円シュラフ用に購入。当初は「こんなに小さくなるのか!」と感動した。イスカシュラフだとちと大きすぎて、効果も半減。シュラフのサイズに合ってないと駄目ね。
 モンベルのゴアテックスシュラフカバー
イスカシュラフだけでは寒かったので、友人が使っていたのを譲り受けた。友人は大柄だったため「窮屈だから」との事だったが、私は問題なし。幸いまだテント内が洪水になった事が無いので、防水性等は不明だが、安心感が有る。そしていくらか暖かい。
 サーマレストのマット
友人から中古を購入。憧れのサーマレストを手に入れて有頂天だったが、しばらくして収納性が悪い事に気付いた。それでもやっぱり良い。
 コールマンのインナーシュラフ
2001年にアウトレットショップで1480円で購入。かなり伸縮性があり、中に入ったまま歩く事も可能。透ける位薄い素材だが、間違いなく保温効果は有る。

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