テント

「寝る」事に重点を置く私にとって、テントはとても重要な物である。
まずは俺流のテントの選び方。

 安いに越したことは無い
当然! まずは値段。 1980円テントも実は結構使えたりするし。 値段と性能をはかりに掛けて、財布と相談。
 2人用テント
「二人用を一人で使うのがオススメ 」とよく本には書いてあるが、その通りだと思う。結構荷物が占める面積が多いのだ。私は定住型なので、少し位重くなっても、快適に過ごせる2人用を愛用。「荷物をとことん小さくしたい!」、または「狭いのが好き!」と言う人は一人用をどうぞ。
 ドーム形
魚座型とか、家型とか、ドーム型とかあるけど、家型は風に弱い。ダンロップの三角テントを使っていたが、強風にポールを折られてしまった。固いポールは風に弱く、しなるポールは風に強いと思って良いかも。魚座型は壁がそそり立つので室内空間が広くなるが、ポールが長い分重くなるらしい。一説によればテントの強度はポールの本数と交点の数で決まるらしいので、それで行くと魚座型は強いかも。
 絶対フルフライ!
夏の北海道は雨が多いので、雨の中で使用する事を前提に事を考える必要が有る。本体が雨に濡れても、普通は中まで水は入って来ないハズだが、撥水効果が薄れていたり、また濡れた場所に内側から触っていたりすると、そこから水が漏ってくる。出来るだけ濡れない様にするには、フルフライが必要なのだ。
 前室が広い
雨の日に出入りしようと思ったら、絶対に広い前室が必要だろう。前室でカッパを着脱出来ればテント内が濡れないし、また大雨の日などは入り口を開けると雨が吹き込んで来てしまう。濡れた物(カッパ、ブーツ、ヘルメット等)を置くのにも便利。夜寝る時には、バーナーやランタン、そしてゴミ(外に置くとカラスやキツネが来るので)なども入れておきたいので、広ければ広い方が良い。
 居室は広すぎない
夏とはいえども、北海道は時に寒い! 空間が広すぎると寒いのだ。寒くて良く眠れず、テントに日が差して暖かくなり、やっと眠れたと言う事が何度も有る。前室に荷物が置けるなら、居室はそんなに広くない方が良い。ちなみに広い狭いと言うのは床面積では無く、ここでは体積の話。床面積がいくら広くても、天井が低ければ室内は狭い。ドームテントの場合、壁がなだらか=屋根が低いタイプは、単純に考えて風に強いと思われるが、室内空間は狭くなる。逆に壁が切り立っている=屋根が高いタイプだと、風には弱いと思われるが室内空間は広くなる。それぞれのメリットを挙げると、
広い事のメリット  荷物が沢山入る。整理しなくても居場所がある。
狭いことのメリット 暖かい。秘密基地っぽい。常に整理していないと寝場所が無くなるので、出発が早い?
 通気性が良い
上と矛盾するが、北海道といえども、暑い時は暑い! テント内はすぐ蒸し風呂になってしまい、暑さで目が覚める事も有る。本州の夏の熱帯夜などは最悪。テントの外で寝ようにも、蚊が寄ってきてしまって寝るどころではない。安眠する為には、風通しが良い必要がある。メッシュがどんなに広くても、1面だけでは無意味。 最低限反対側にもう1面無いと風が抜けない。
 耐風性能が高い
ここでは「風が吹いても壊れない!」と言う意味。たとえば秒速40mの風でも潰れないテントが有ったとしよう。しかし、41mになった瞬間壊れてしまったら意味がない。例え秒速20mの風でも潰されてぺったんこになってしまうテントでも、風が止めば元通りになるならば、そのテントは風に強いと言えよう。つまり、復元性に重点を置きたい。ダンロップの3角ツーリングテントを使っていたが、フレームが固くてカッチリしているので安心していたら、ぽっきり折れてしまってダメだった。ドーム型等フレームが柔らかくてしなる物の方が、風に強いと思う。もちろんテントの生地が弱くて破れてしまう様な物はダメだが。羅臼おろしは特別としても、風の強い場所は結構あるもの。有名な開陽台でも、結構風でテントを潰されることが多いらしい。眺めの良い丘にキャンプして、降るような星空を見たい!と言う人は、購入時に耐風性能も考えておく必要が有る。一番良いのは強風が吹いたらテントを畳む事だけど。
 出来ればつり下げ式
つり下げ式とは、ポールをグランドシートの4隅に固定してから、ポールに本体またはフライシートを引っかけて行くタイプ。ラクチンでお勧め。スリーブ式とは、布の筒にポールを差し入れるタイプ。テントが濡れていると入りづらいし、撤収する時はもっとめんどくさい。それでも慣れちゃったからスリーブ式でも良いかな。
 有る程度室内高さが欲しい
最低でも、あぐらをかいても頭が天井につかない位の高さが欲しい。座って作業している時に、頭がつかえて首がまっすぐにならないのは、かなりのストレスである。正座が出来ればベスト。しかし高くなると風に弱くなると言われている。
 収納時サイズはサイドバッグに入る大きさ
余り長いとサイドバッグに入らない。まあ、布部分は畳み方でいくらでも短く出来るので、ポールだけ別に積めば良いのだが。しかし、ポールだけ落としてしまって困った事が有るので、せめてサイドバッグに入る長さに収まると嬉しい。
 黄色は避けたい
黄色や赤のテントは虫が寄ってくると言う説がある。私のダンロップテントは前室だけ黄色だったが、その前でランタンを点けたところ、実際テントが虫だらけになってしまった事が有るので、黄色は避けたいかも。
 生地にも注意したいところだが・・
生地によっては濡れると伸びる、もしくは濡れると縮む等の性質がある。(ナイロン製は伸びるそうだ。)濡れると縮むなら、あらかじめテンションを緩めに建てておけば良いが、濡れると伸びる物は最悪。気付くとフライシートが本体に触れて、そこから雨漏りしてくる。私のMIZUNOのテントがまさにそれ。天井がたるんで凹み、そこに水が溜まる始末。逆に濡れた状態でピンと張っておくと、乾いた時には縮んで張り裂けそうになっている。しかし、これだけは使ってみないと判らないだろう。買おうと思っているテントを使っている人に聞くしかないでのはないだろうか。

快適に過ごすために

 洗濯物を干すロープをテント内に張る
頭上に張りたくなるものだが、それは間違い。何故なら居場所が無くなってしまうから。洗濯物が床に着かない程度の低い位置に張ると良い。洗濯物で入り口を除いた3方を囲まれる感じ? 真ん中に居ればOKである。張り方だが、私の場合、まずロープを5p位に切って輪を作り、それを何カ所かにちくちく縫う。その輪と輪をロープで結んだ。他に良い方法が有れば誰か教えて!
 本体に防水スプレーを吹いてはいけない
本体は通気性を良くしておかないと、中で結露してしまい、雨でもないのに濡れてしまう事が有る。私の友人はそれに気付かず、塗りが甘いんだとますます防水スプレーを吹いてドツボにはまっていた。フライは防水スプレーを掛けるべきだが、本体は撥水スプレーにしておこう。
 きっちり畳んではいけない
いつも同じ所に折り目があると、そこから浸水しやすくなるらしいので、私みたいにテキトーに畳もう、テキトーに。あんまりテキトーだと、収納袋に収まらなくなったりするが。
   グランドシートが有ると良い
     テントの床に直接衣類などを置いておくと、気が付くと湿っていたりするのだが、これは床から湿気が侵入してきたのだ。しかし、テントの下にグランドシートを敷いておけば大丈夫。湿気の他にも、テントの下が汚れたり、穴が空いたりするのも防いでくれる。たとえば雨上がりで下がドロドロの場合でも、グランドシートを下に敷いてから張れば問題ない。注意としては、フライシートよりはみ出さないこと! はみ出すとどうなるか? 雨が降ったとしよう。グランドシートの上に降った雨は勿論、フライシートを伝った雨までがグランドシートの上に乗り、それがテントの下に流れ込んできて大変な事になるのだ。テントとグランドシートの間に貯まった水は、いつまで経っても乾かない。テントのサイズよりも、一回り小さい物を買うか、はみ出た部分は切るか、折って畳んでおくと良い。
 ブルーシート(正式名称は養生シートと言うらしい)は便利
一部ではドカシーなどと言われているこのシート、重宝しているキャンパーは結構多い。グランドシートやタープの代用も出来るが、専用品に比べると非常〜に嵩張るのでそのつもりで(私は最近気が付いた!)
 タープが有ると良いかも
前室が小さい、もしくは無い場合、タープをテントに被せるように張れば前室として使える。欠点としては、張るのがめんどくさいのと、風に弱い事、そして荷物が増える事。雨の日でも外で快適に過ごせるので、長期間キャンプする際には必需品である。後述するフォークテントなら不要かもしれないが、仲間と団らんするのなら有った方が良い。
 室内に泥や埃を入れない方法
 前室で靴を脱ぐと埃がたち、室内に入ってくる場合がある。それを防ぐためには古新聞や破いた雑誌を敷くと良い。敷いてしばらくすると地面から水分を吸い、しっとりとして安定する。埃がたつのを防ぐだけでなく、湿った古新聞が靴底の泥や埃を有る程度吸い込んでくれる。あんまりドロドロになると効果が無いので、有る程度汚れたら交換する事。

テントを張る場所

 安全第一
私の中の優先順位は 安全>安眠>快適・便利である。楽しい旅の為には、まずは安全第一。崖が崩れてきたり、強風に飛ばされてしまったら楽しい旅も台無しだ。また、睡眠不足はお肌の敵だけでは無い。事故を防止する為にも、しっかり寝て休息を取る必要がある。上記の2つがクリアーして初めて、楽しい旅・キャンプが出来るのである。
 水はけのいい場所に
平らに見えるサイトでも、よく見ると微妙な高低差が有る。杉の実?が沢山固まっていたり、苔が生えている場所は、雨が降った時に水が溜まる場所だ。よ〜く見れば何らかのサインが有ると思うので、張る前に確認した方が良い。こういう水が溜まる場所と言うのは、大抵泥が貯まる為、一見平らで良さそうに見えるので要注意。張ってから移動するのは大変だし、雨が降って水が溜まってから移動するのはもっと大変だ。これから雨が降るのが判っている時は、寝心地が多少悪そうでも、少しでも高い場所に張った方が良い。
 水場、トイレ、通路、駐車場からはちょっと離れた所
水場やトイレが近いと確かに便利だが、人が集まる場所なので騒がしい。安眠したいのなら、そう言う所からはなるべく離れた場所が良いだろう。また例え離れていても、その通路沿いに張ってしまうと、行き交う人の足音や話し声が結構気になるので注意。バイクをサイトに持ち込めない場合(その場合がほとんどだが)、駐車場から近い方が荷物の積み下ろしが楽だが、安眠したいなら離れた方が良い。一般的に移動を繰り返す人は出発が早く、早朝からエンジンを掛けたりするのでうるさいのだ。偶に信じられない位早起きの人(眠れなかったのか?)も居てびっくりする事が有る。しかも、大抵早起きする人の排気音はうるさい! 駐車場から一番遠い所で寝ていても起きてしまう事が有る。暖気するならキャンプ場から離れてからにしよう。荷物もまとめてないのに、暖気だけ先にするなんて言語道断!<実際に居る!
 安眠の為には
やっぱり平らな所が良い。水はけの為にちょっと斜めの所を選ぶ事が多いが。サイトが混み合っていて、どうしても斜めの場所しか空いていない場合は、寝た時頭が上になるようにすると良いかも。一度頭を下にして寝たら、寝てる間に徐々に下に滑ってきたらしく、気が付いたら首が壁に押しつけられて変な形に曲がっていた事がある。あと、石がゴロゴロしてると背中が痛くて寝づらいので、そのような場所は避けるか、出来るだけあらかじめ石を取り除いておく。芝生だとふかふかで安心。ただしずっと張りっぱなしにしていると下の芝生が枯れてしまうので、時々移動する事。
また、太陽が差してくる方向もチェック。寒い時期はなるべく早く朝日が当たる場所を、逆に暑い時期は最後まで日が当たらない場所を探すと寝坊出来る。
あと、ゴミの処理も大事。生ゴミ等動物の餌になる物をテントの外に出しておくと、キツネ(夜)やカラス(早朝)が漁りに来てうるさい。周りのテントにも迷惑を掛けるので特に注意が必要だ。散らかされたゴミを掃除するのも大変だし。また、キツネはブーツなども持って行ってしまうので要注意。予防策としては、寝る前にゴミ捨て場のかごの中に捨てるか、木にぶら下げておく、前室(外から手が届くところはダメ)に入れておく等。私は安眠の為に寝る前に近くのテントを見回って、ゴミがちゃんと処理されているかチェックし、出しっぱなしの場合は処理(ひどい時は翌朝一言注意しに行く事も)している。
風もチェック。風の通路になっている様な場所だと、荷物が飛ばされるだけでなく、最悪テントが壊される。
 その他
木の下は絶対に避けるべし。雨の日は何故か木の下に張りたくなるものだが、私は避けるようにしている。雨がしのげるのは降り始めだけで、しばらくすると水滴がまとまって落ちてきて、ボタボタとうるさいのだ。雨が上がってもしばらくは水が滴り落ちてくるので、テントがなかなか乾かないし。また、樹液が落ちてくるのでテントが汚れるし、雷の時も危ないと聞く。晴れていても虫の糞が降って来る。
○入り口は風下にした方が、強風時の出入りも安心かも。 逆に暑いときは、入り口を風上にすると涼しい。

ペグについて

 私は必ず打つ
強風等の悪天候なんてのは、いつも突然やってくるものだ。来てから慌てても遅い事が多いし、そんな時にやらねばならない事は他にも沢山有る。ただ打つのではなく、ちょっと考えて打てば快適さがUPする。グランドシートを広げる様に、引っぱりながらペグを打っておけば、床面積が広がり、テント内のスペースが広がる。また、テントの入り口は大抵数pは上にまくれ上がっていると思うが、これがピンと張っているかいないかで、出入りする際に泥が入る確率が大きく違う気がする。
 アルミと鉄を1セットずつ
鉄、アルミ棒、チタン、プラスチック、素材には色々有るけれど、私が愛用しているのはアルミ製。ホントはチタンが欲しいんだけど、高いし、L型は石ころだらけの場所では打ちづらい。プラスチックは曲がってしまうので、持っているけど使わない。今の所、棒型で上部が「?」みたいに丸まっているのがベスト。また、アルミで歯が立たない時の為に、鉄の棒ペグも必ず持ち歩いている。軽量化には逆行しているのだが、鉄でなければ入らない場所も結構多いのだ。タープを張るのに何本か必要だし、強風の時は2本ずつ打って補強したり、あとは無くした時の予備の為にと、多めに持っていても損は無い。
 ハンマーがあるととても便利
地面が柔らかい時は手で差し込むだけで十分だが、地面が固い場合にはそうはいかない。ペグを打つにはいろいろな方法があるが、やはりハンマーを使うのが一番楽なのではないだろうか。足で踏み込むと言う方法も有るが、地面が固いとまず曲げてしまうのは私だけ? 石を拾ってきて打つと言う方法もあるが、そう言う時に限って適当なサイズの石が無かったりするし、ハンマーと比べるとメチャメチャ打ちづらい。下が砂利で固められた場所(駐車場の様な感じ)では、ハンマーでないとまず無理だろう。私はプラスチックハンマーを持ち歩いていたのだが、結構重くて嵩張るので、最近は100円ショップのゴムハンマーを愛用している。しかし荷物の軽量化と小型化の観点から言うと・・・ 難しい!

俺流テントインプレッション

 1980〜2980円テント
ホームセンター等で売っている、底面が正方形で、全体がピラミッド型のアレである。私が使っていたのはたまたまフルフライだったので、雨でも全く平気で、友人と2人で寝ても何の問題も無かった。欠点はメッシュが入り口の一面しかなかったので夏は暑くて死にそうになる事。またオリーブ色だったため、夜は森に溶け込んでしまい、自分のテントが判らなくなる事(迷彩のテントはどうなるんだろう・・・?)仕舞い寸法が長いので積載する時工夫が必要な事。前室が無いので雨の日大変な事。でも、なんだかんだ言って結構使える。でもポールを紛失して使用不能に。長期滞在する場合、荷物置き場として利用している友人が居り、出発する時は誰かにあげていた。
 ダンロップ2人用ツーリングテント
3角形のこんなカンジのヤツ。私のは前室が黄色で、それ以外がグリーンだった。2人用(1人用も有る)だが、二人だと荷物は入らない&足下でマットが重なる。仕舞い寸法がコンパクトで、御陰で荷物が小さくなった。前室は小さかったが、とても便利でびっくりした。
ちょっと狭く、座っていられるのは半分より前方のみだったが、それが秘密基地風で良かった。荷物は常に整理しておかないと寝る場所が無いので、出発が楽だった。前後がメッシュになり、風が通って涼しい。長いのでテントとフライの間(軒下風)に釣り竿等を置いておけた。羅臼おろしの強風であっけなく潰されたが、緊急用のスリーブで復活できた。入り口はファスナーを開けてもカーテンのように垂れ下がるタイプ。開けた状態にするにはひもで固定する必要が有る。私のは前室が黄色だったため、近くでランタンを焚くと黄色に虫が寄ってきた。約100泊。現在も予備としてとってある。
 MIZUNO ドームテント
MIZUNOのテント 二人用のつり下げ式ドームテント。別名ピングーテント。(イグルーに似てると思い込めば似ていなくも無い気もする) ブルーとパープルが有るが、私のはブルー。仕舞い寸法が私のサイドバッグ(ラフ&ロード)だと微妙に長い。人間二人+二人分の荷物を収納出来る。一人だと広いので荷物は散らかし放題。設営はまずフライを吊って、それから本体を吊るので、雨の日でも割と安心。裏技として(ってゆーかデフォルト)フライと本体を同時に仕舞える&設営できるので便利。ポールが3本でしかも屋根が低いので風に強そうである。前室が割と広く、しかも半分はポケット状になっているので、荷物を置いておくのに便利。逆に言えば片側しか開かない。しかしこれでも大雨の時など吹き込んでくるので、上にタープを被せて張っていた。しかしそのせいで強風時ポールが曲がった。一応入り口の反対側もメッシュになっているのだが、開ける事が出来ない。その為、もし全開で寝ていて雨が降ってきた場合、わざわざ出て外からフライを閉める必要が有る。標準状態だと屋根が低く、真ん中でも座っていられないので、微妙に高くなるよう改造した(釣っているゴムのテンションを調整しただけ)。最大の欠点はフライの生地が濡れると伸びる性質を持っている事。雨の日はたるむので、フライの天井部分には雨が溜まるし、壁部分は本体とくっついてしまって、そこから雨漏りしたりする。逆に晴れて乾燥するとパンパン!に張る。現在までに約100泊しているが、大分色が褪せてきた。フライシートの防水は大丈夫(撥水性はゼロ)だが、グランドシートは思いっきり浸水する。(いつも下にブルーシートを敷いて使っていたのに)
 フォークテント280
良い所
〇前室が広い
 低めのハイバックの椅子に腰かけ、足元にはオットマン代わりの小さい椅子を置き、周りにテーブルを並べて、バーナーで調理が出来る!
 椅子の後ろには荷物を置いておくスペースさえある。
 極小スクリーンタープとして使えるのだ。 ガスランタンを焚くだけ暖まり、寒い時期でも大丈夫。
 タープを張ると別料金のキャンプ場でも、これならテント一張り分の料金で済む。
〇室内も広い ローコットを設置しても、まだ床は半分余っている。荷物は置き放題。
〇風にも強い かなりの強風の中を24時間耐えた。(風上側に張り綱を足し、ペグも長い物にしたが)
 フライシートが伸びてしまう位の強風だったが、内側のコーティングが少し剥がれた程度。
 アフターサービスが良く、メールしたら新しいのを送ってくれた

イマイチな所
×ペグが打てない場所では設営出来ない。
×前室で調理すると、匂いが全部テント内に入って来る。調理中は寝袋等をシュラフカバー等でくるんでおくと良いだろう。
×重い ポールが鉄の上に、長いので重い。
×収納サイズがデカい  (約)16cm×16cm×70cm
 Amazonでジュラルミンポールを買い、長さを合わせれば、重さと収納サイズは改善できるはず。
 外径16ミリの物が合いそうだ。五千円位で出来そうだが、軽量化出来るのはたぶん500g位なので、悩むところ。
×付属のペグがイマイチ 20p位の物が付属しているが、強風時は心許なかった。断面が3枚羽形状で、洗うのも手間。
 30pの物を早速購入したが、良い感じだ。中空タイプが軽くておススメ。
×乾かしづらい ドームテントなら、組んだまま移動したり、ひっくり返して干す事が出来る。
 このテントの場合は分解して広げる必要が有る。

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