KX80キャリパ・マスターシリンダーへ換装 2006.9.14 |
KDX125のウイークポイントのひとつはフロントブレーキ。
全然効かないのだ。
ネットで調べたら、KX80用を使うと良いらしいので、早速ヤフオクで落札してみた。
今回落札したのは「フレーム番号「KX080M-0001xx」に使用されていたもの」らしい。KX80の初期型? 送料入れるとで5000円ちょい。 |
当初そのまんま付けて動作確認をしようとしたのだが、ホースを取り外すのがとても大変そうなので諦め、まずはキャリパの交換から。その前にキャリパをOH。これでも一応OH後。アフリカツインの物に比べてシールが分厚く、ダストシールもしっかりしていて安心感が有る。 |
ダストシールを中性洗剤とブレーキクリーナーと歯ブラシで綺麗にし、メタルラバーを吹いて装着しようとしたら、入らない。何故か膨張してしまった模様。原因はどれだろう? 仕方なく125のシールを使用。左が125用、右が膨張してしまったKX用。 |
キャリパを交換しても、見た目はほとんど変わらず、しかもディスクガードをしてしまうと外から見えないので、見た目UPの効果は全く無い・・・ | ||
左がKDX125、右がKX80用のピストン。当初綺麗な125用を使用したのだが、若干長い為、パッドがローターと干渉して装着できない。仕方なく80用に戻したのだが、入れてしまった125のピストンを抜くのに非常に苦労した。 |
エア抜きをし、キャリパだけを交換した状態で試走。しかし全く効果無し。おかしいな・・・ マスターシリンダー交換でどれだけ変わるか期待大。 | 期待したマスターシリンダーだが、エア抜きで非常に苦労しただけで、全く効果が無かった。一応写真だけ・・・ |
レバーを握るだけではエアは抜けない。やはり下からも引っ張らないと駄目だった。慌てて作ったフルード抜き。シャンプー等のプッシュポンプを使うのだが、無かったのでスプレーを使ってみた。これでもなんとか使えた。これが無かったら作業が終わらなかった。 |
今回はエア抜きにとても苦労した。
自分の為の備忘録。
○ピストンを入れる時はあらかじめブレーキフルードを入れておかないと苦労する。
○キャリパー交換よりも、マスターシリンダーを交換した時の方が抜け辛い。
○レバーを握って下から抜く→ポンプで下から引いて抜く(50〜60回レバーを握る) これを最低でも3〜4回は繰り返す必要が有る。
下からポンプで引いた時にフルードが順調に出るようになれば、エア抜き完了は近い。
消費したもの・・・5000円ちょっとのお金と、4時間の時間、そして1日分の体力。
得た効果 ・・・・・汚れていたキャリパとフルードが綺麗になった事、エア抜きが上手くなった事、腰が痛くて午後は動けなかった事。
肝心のブレーキの効きは全く変わらず、また見た目も全く変わらず。
結論 KDX125にKX80の(1ポッド)キャリパやマスターシリンダーを付けても効果は無い。
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